昔の石垣島はこんなじゃなかった・・。いろんなところで移住問題の話が持ち上がっていますね。
石垣島の人は移住ってどう思いますか？
移住者から見た石垣島はどう思う？
さてさて、騒がしいばかりですね。
石垣島はもともと古い昔から移住の問題の多い島ですがね～。
琉球王朝時代に八重山諸島の各島々から強制的に移住をさせられた時代からたどってもかなり問題が蓄積しているはずです。
ただ昔の時代とあきらかに違うのはこの石垣島へ何かを感じて移り住むスピードが速くなってきたことなのかな～。
この島の自然や風景を多くの方に知ってもらいたい・・・と観光事業を営む方も多いのですがやはり本土出身が圧倒的に多い現実がここにあります。
みんなは観光できた時に島の人と話をした事ってありますか？ 方言を聞いたことは？
静かに暮らしたいからと言ってこの石垣へ来たんだという方がいました。一生懸命に働いている島の人の暮らしを見てその方が言いました。「のんびりと過ごしていると思ったのは勘違いだったのかな・・・？」
そうですね～。 島の人の心はのんびりだと思いますが生活は大変です。真面目にこつこつと働かなければならない現実が目の前にあるんですよね～。この島はもともと半農半漁で暮らしをたてていた時代があります。私の住む宮良村は旧大浜町です。その時代はかなり労力ばかり求められる時代でした。土地のもたない方の暮らしは希望の持てないほどに難儀な時代だったと聞きます。石垣市と大浜町が合併する際に町有地（大浜町の土地）を民へ分配する施策があったそうです。その頃から安定した収入の確保が出来てきたんでしょうね。
先日の視察の際にも米原リゾート問題やアパート・マンションの建設ラッシュの問題がたくさん出てきました。「土地を担保に借り入れして建設したら楽に生活ができますよ・・・。」なんて冷静に考えればおとぎ話のような夢物語が現実になるかも・・？って やさしくって静かに暮らしてきた人たちの心を動かしているんでしょうね。その先にあるのは借金の山だけかもですよね。
自然再生や地域振興などなど私たち島人が知らない所でいろんな容で事業展開なされている今日。
島の人が公の場で意見を言う日もそう遠い日でないような気がします。
つづく
