地球温暖化って?
石垣島のサンゴ礁にどう影響しているの?
最近よく話題に出てくるサンゴの白化。
白化現象は海の水の温度が高くなる事によって起こるようですね。
サンゴの体には褐虫藻(かっちゅうそう)という藻類が共生しています。
サンゴに必要な栄養をこの褐虫藻からたくさんもらっているんですよ~。
褐虫藻は、海の温度が高くなったりサンゴにストレスがかかったりするとサンゴから逃げていくようです。
そうすると色がだんだんとうすくなってゆき、最後は白くなるんです。これがサンゴの白化だよ。
海の中の条件が良くならないと褐虫藻は戻ってきてくれないのでしまいには死んでしまうんです(涙)
世界規模でサンゴの白化現象が現れたとされる1998年。
今年の石垣島の現象はその当時に比べたら良い方では・・・・? って事になっているんだけど実際はどうなんだろう。。。
1998年の大規模な白化現象が起きた後に着床したとされるサンゴの大きさは約15cmくらいだそうです。
環境に強いと考えれれているそのサンゴも全滅したそうですが・・・・
褐虫藻の種類は主に遺伝子型で現在A-Dの4つの型があるようですよ。
サンゴの白化していない部分の共生藻を調べると、遺伝子型Dのものであることが多いんだって。
沖縄県一高い山「於茂登(おもと)岳」から流れてくる水は森の養分を川へ送ってくれます。
宮良川(みやらがわ)のマングローブ林は国の天然記念物に指定されている石垣島で一番大きな川なんですよ。
そして色とりどりの魚やサンゴ豊かな海へとつながっていくんですね。
昔のおじぃやおばぁの若い頃の石垣島の自然はいったいどうだったんだろう・・・・・
石垣島の小さな環境省でした。
つづく